フィールド日記
2014.01.06
富士山の笠雲 ブナの新芽
牧草地から見る富士山に大きな笠雲がかかっていまた。今日も富士山麓は晴天に恵まれましたが、富士山頂はだいぶ荒れていたようです。
この牧草地の縁にはブナが何本も生えています。かつて生徒が植えたブナですが、元気よく成長を続けています。特徴のある冬芽にも静かにみなぎる力を感じることができました。
ブナは通常1000メートルぐらいの高地に見られる樹木ですが、地域によって標高の低いところでもよく育っている例があります。不二聖心の標高(約200メートル)も決してブナ向きではありませんが、牧草地は何かブナの気に入る条件を備えているようです。
今日のことば
生きるとは、複数の問いを燃やすことだ。 アントナン・アルトー