フィールド日記
2013.09.30
ムラサキシキブの実 ジョロウグモの夫婦
2013.09.30 Monday
不二聖心のフィールドもだいぶ秋らしくなってきました。
高校校舎から職員室に向かう階段近くの植え込みのムラサキシキブはたくさんの実をつけています。ムラサキシキブには「日本の美しい実」という意味を持つ学名が付けられています。命名者はこの紫の実に最高の美を見たのだと思います。
すすき野原では、夏の間、大きな網をはっていたコガネグモが姿を消し、ジョロウグモが目立ち始めました。画像のジョロウグモは大きい方がメスで小さい方がオスです。秋の終わりにはメスがオスを食べてしまうと言われています。
今日のことば
高校3年生の短歌より
絶対にこの手で合格掴んでみせる机と闘う高3の夏
あとわずか残された時間にやることは悔いを残さぬ高校生活
暑すぎる体温よりも高気温 恒温動物絶滅しそう
漆黒の空に一輪咲きほこる花を見上げて夏を感じる
秋の日とともに近づく旅立ちに憂うる間もなし時は時に酷
以前より色の濃い青白いうろこ見上げればもう秋を感じる