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フィールド日記

2013.04.28

ハナミズキ  桐の花  ツチイナゴの鳴き声







2013.04.28 Sunday
一年の中でも4月の後半から5月にかけての新緑の季節は、とりわけ気持ちよく、過ごしやすい季節です。今日の不二聖心は、ハナミズキや桐の花が青空の青と新緑の緑に囲まれて美しく照り映えていました。一青窈は薄紅色のハナミズキを歌いましたが、不二聖心のハナミズキの花弁の色は純白です。桐の花は既に落花が始まっており、地上にはたくさんの花が落ちていました。地上に落ちた花の中には早速アリがもぐりこんでいました。
「共生の森」では成虫で越冬したツチイナゴが交尾をしていました。ツチイナゴは交尾の時にオスが後ろ脚をこすりあわせて音を出すことがあります。その瞬間を動画に収めることができました。動画をクリックすると、一瞬ですが、その音を聞くことができます。


 

 
 
今日のことば

高校3年生の短歌より

あざやかに空に舞う花見るために花筵の上にねころがりたい     
やわらかい朝の日ざしがはだに溶け坂のじゃり道ここちよい音    
大丈夫泣きたい時は泣けばいい私が君のそばにいるから       
何気ない笑った声がこだまするみんなとずっと一緒にいたい    
葉桜になりかけを見て思うのは一年後あるわれなき校舎      
薄紅にゆらりゆらりと染まる風あとに残るはやさしいみどり