フィールド日記
2013.03.04
南アフリカからのメールでタマヤドリコバチ科(Ormyrus)と判明
2013.03.04 Tuesday
すすき野原のクヌギから採集したクヌギエダイガフシという虫こぶから寄生蜂が羽化しました。タマヤドリコバチ科のハチではないかと思い、いろいろ調べたところ、南アフリカのケープタウンにある博物館のホームページの中にタマヤドリコバチ科のハチだけを集めたページを見つけました。ホームページの製作者であるSimonさんに不二聖心のハチを見ていただいたところ、間違いなくタマヤドリコバチ科のハチだと教えていただきました。一匹のハチがきっかけで南アフリカの研究者とつながれたことをうれしく思っています。件のホームページは下のURLをクリックすると見られます。
http://www.waspweb.org/Chalcidoidea/Ormyridae/Ormyrus/index.htm
今日のことば
文章の品格というものは、技術を超えたところにあります。文章技術はむろん大切です。が、それだけでは「品格」という巨大なものを肩にかつぐわけにはいかない。人間全体の力が充実しないと、肩にかつぐことはできないもののようです。
辰濃和男