フィールド日記
2013.03.08
正門近くのヒメリュウキンカ
2013.03.08 Friday
昨年はプールでよく見かけたカルガモの夫婦が今年はいっこうに訪れないのを心配していましたが、今朝ようやくカルガモのつがいを見ることができました。
正門のところでは、ヒメリュウキンカがたくさんの花を咲かせています。花弁の光沢は独特の輝きを持ち、慣れると一目見てヒメリュウキンカだとわかります。
今日のことば
本当に美しいもの、人間的なものを発見し、そこにひそむ美しいルールを発見してゆくためには、理科の勉強はとても大切である。哲学、社会学、心理学など、人間にかかわる学問、さらには美を創造する芸術にたずさわる人たちも、人間がよって立つところの自然、宇宙の法則、そして遺伝子やDNAについて学ぶことは大切である。
そして何よりも、少年のころ自然にふれ、自然に感動したという体験を持つことが大切だと私は思う。理系とか文系とかは関係ない。そして、理系の学校に入って科学を研究するようになったとしても、その研究の原動力になるのは、少年のころ持った美へのあこがれではないかと思っている。
多田富雄