フィールド日記
2013.03.22
キジムシロの奇形 ホソヒメヒラタアブ 春型のベニシジミ
2013.03.22 Friday
「共生の森」でキジムシロの奇形に出会いました。本来、5枚であるはずの花弁が6枚あります。
これが複数の株で見られるようになると変種として認められる可能性が出てきます。そのためには、たくさんの昆虫が訪花して似通った遺伝子の子孫を増やす必要がありますが、「共生の森」には、その受粉昆虫がたくさんいます。今日は、その中からホソヒメヒラタアブと春型のベニシジミを紹介しました。
今日のことば
一匹の虫は、まるで一つの俳句のようだ。とても小さいのに、読み解くことによって、そこには宇宙大の時空間が広がる。
小池昌代