フィールド日記
2013.02.11
シダらしくないシダ トウゲシバ
2013.02.11 Monday
林道の脇にかたまって生えているトウゲシバをよく見かけますが、一か所だけ今の時期に胞子をつけているトウゲシバの生えている場所を見つけました。黄色い胞子のうを見ると、杉の稚樹のようにも見えるトウゲシバがまぎれなくシダ植物であるということがよくわかります。手で触れると黄色い胞子の粉があたり一面に飛び散りました。トウゲシバは鹿児島県で準絶滅危惧種に指定されています。またフペルジンAを含むために医科学の分野でも注目されている植物で、トウゲシバの成分を含むサプリメントは、学習能力や記憶力の向上に効果があるという説もあるようです。
参考ホームページ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%B3A
今日のことば
君の一日の中の一時間を、君の魂の最も純粋な声のためにささげる習慣をつけたまえ。その習慣のためには、新聞雑誌や宣伝文ではない、古今東西の永遠の書物や、また最良の音楽がたしかに助力を与えてくれる。それらの書物、それらの音楽に、君自身の魂の立場から触れたまえ。
片山敏彦