フィールド日記
2012.12.03
リンドウの花 ハエトリグモの幼体
2012.12.03 Monday
雑木林の林床にリンドウの花が落ちていました。下草狩りの時に一緒に刈られてしまったものと思われます。花の中には越冬中のハエトリグモの幼体が潜んでいました。体長は3ミリ程度ですが、ハエトリグモの特徴ある目の様子が写真からもよくわかります。ハエトリグモは昼行性のクモであるために夜行性のクモよりも目が発達しています。
今日のことば
人間は一生、人間の愛憎の中で苦しまねばならぬものです。この俗世間を愛惜し、愁殺し、一生
そこに没頭してみて下さい。神はそのような人間の姿を一番愛しています。
「竹青」(太宰治)より