フィールド日記
2012.11.03
個体変異という不思議 フタオビオオハナノミ
2012.11.3 Saturday
今日は晴天に恵まれ、良い「秋のつどい」の一日となりました。茶畑ではまだたくさんのマツムシの声がやさしく響き渡っていました。この時期は気温が低くなっているため、昼間鳴くことが多くなるのかもしれません。
「共生の森」でフタオビオオハナノミが見つかりました。10月23日のフィールド日記で紹介したオオハナノミ(フィールド日記 2012.10.23 雨風をしのぐチョウセンカマキリ フタオビオオハナノミ)と同じ種ですが、翅の模様がずいぶん違うことに驚きます。この違いを個体変異といいますが、同じ種でもこれほど違いがあることを不思議に思います。今回の発見について、専門家の方から貴重な発見であるという評価をいただきました。ジガバチに寄生するフタオビオオハナノミは、生き物のつながりを表す不二聖心の新しいシンボルです。
今日のことば
しかし私は何よりも先に、――こういう他の望みもやはりそこを目指しているという意味で、――私自身と
調和した状態でいたい。私は今言ったような義務や仕事に私の最善を尽くすために、ものをはっきり見て、
邪念に悩まされず、私の生活の中心に或るしっかりした軸があることを望んでいる。
リンドバーグ夫人
But I want first of all ―in fact , as an end to these other desires ― to be at peace with myself.
I want a singleness of eye, a purity of intention, a central core to my life that will enable me to carry out these obligation and activities as well as I can.