フィールド日記
2012.11.11
「共生の森」の看板 ナガコガネグモの卵のう
2012.11.11 Sunday
昨日の「不二聖心のフィールド日記」で紹介した「共生の森」の看板について、もっとデザインをしっかり見たいという声がありましたので、再度写真を掲載します。
すすき野原で11月9日にナガコガネグモの卵のうの写真を撮りました。近くには母グモと思われるナガコガネグモがいましたが、昨日、そのクモが忽然と姿を消しました。何らかの理由で個体としての一生を終えたものと思われます。しかし、卵のうは残り、種としてのナガコガネグモはこれからもすすき野原で生き続けていきます。
今日のことば
ぼくが ここに いるとき
ほかの どんなものも
ぼくに かさなって
ここに いることは できない
もしも ゾウが ここに いるならば
そのゾウだけ
マメが いるならば
その一つぶの マメだけ
しか ここに いることは できない
ああ このちきゅうの うえでは
こんなに だいじに
まもられているのだ
どんなものが どんなところに
いるときにも
その「いること」こそが
なににも まして
すばらしいこと として
まどみちお