フィールド日記
2012.11.25
アカタテハ ササキリの鳴き声
2012.11.25 Sunday
アカタテハが落ち葉の上にとまっていました。夏の間もよく見かけた蝶ですが、写真を撮ることはなかなかできませんでした。学研の『原色ワイド図鑑』に「たいへん敏感で採集しにくい」とあることからもわかるように、人の気配にすぐに反応して飛び去ってしまうからです。しかし、今日はこちらが近づいても動く気配すらありませんでした。そろそろ越冬の態勢に入るものと思われます。
一方で元気に鳴き声を響かせていた虫もいました。ササキリです。こちらも人の気配に非常に敏感な虫ですが、今日は鳴いている姿の撮影に成功しました。
今日のことば
主なる神は日本人の「救霊に働くこと」によって、私自身の限りない惨めさを深く認識する恵みを与えて
くださったのですから、日本の人たちにどれほど感謝しなければならないか、書き尽くすことはできません。なぜなら、日本において数々の労苦や危険にさらされて自分自身を見詰めるまでは、私自身が自分の中に、
どれほどたくさんの悪がひそんでいたか、認識していなかったのです。
聖フランシスコ・ザビエル