フィールド日記
2012.10.23
雨風をしのぐチョウセンカマキリ フタオビオオハナノミ
2012.10.23 Tuesday
雨の一日となり、予定されていた、秋のつどい(文化祭)に向けてのテントの移動もできませんでした。
朝は南風が強く吹いていましたが、校舎の裏の北側の壁について、暴風をしのいでいるチョウセンカマキリ
の姿が見られました。
10月14日に牧草地で撮影した昆虫について、専門家の方に同定の依頼をしていましたが、その結果が
届き、フタオビオオハナノミであることがわかりました。不二聖心初記録となります。フタオビオオハナ
ノミはジガバチに寄生することで知られるようですが、牧草地は確かにジガバチの多く見られるところです。フタオビオオハナノミは京都府で絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
今日のことば
人間は、人なみでない部分をもつということは、すばらしいことなのである。そのことが、
ものを考えるばねになる。
司馬遼太郎