フィールド日記
2012.09.12
間伐体験学習 女子高生手ノコで木を倒す
2012.09.12 Wednesday
高校1年生の総合学習(環境学習)の時間に間伐体験学習を行い、生徒が実際に手ノコで
木を倒す経験をしました。これは6月に行われた「森の健康診断」の調査の経験を土台とし
て行った活動です。指導は今回も矢作川水系森林ボランティア協議会のメンバーの方々にお
願いしました。
まずは手ノコで受け口を作り、木を倒す準備をしました。
その後、反対側からもノコギリを入れ、最後は力を合わせて木を倒しました。
達成感にあふれる笑顔です。
わずかな隙間に倒された様子がわかります。
年輪から樹齢は50年程度であることもわかりました。
間伐体験で一番の感動は空が開けることです。
開けた空間から指す光を見て、「光あれ、だね。」と創世記の言葉を口にした生徒がいた
ことが印象的でした。光が林床にあたることで森の植生はさらに豊かになっていくことでしょう。
今日のことば
生物社会は好きなものだけを集めたらダメ。主木を中心にできるだけ多くの構成木を混ぜる、
混ぜる、混ぜる。競い合いながら発展していきます。
宮脇昭