フィールド日記
2012.09.16
アオジソの花とツユムシの幼虫 温暖化を考える
2012.09.16 Sunday
今日も暑い一日でした。裾野市は最高気温が30度を超えました。この暑さはいったいいつまで
続くのかと思います。
アオジソの花にとまっているツユムシの幼虫の写真を撮りました。今の時期にこのような写真
が撮れるのは、基本的には関東より南の地方だけです。しかし今年は東北地方でも、もしかしたら
ツユムシの幼虫を9月に見ることができるかもしれません。ツユムシが年2回発生する地域が年々
北に広がっていると言われているからです。生き物の生態の変化から気候変動の兆しを読み取る
努力がますます必要になってきたと厳しい残暑の中で思っています。
今日のことば
カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行かう。
僕はもうあのさそりのやうにほんたうのみんなの幸(さいわい)のためならば僕のからだなんか
百ぺん灼(や)いてもかまはない。
『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治)より