フィールド日記
2012.07.02
ハナアブ ラミーカミキリ
2012.07.02 Tuesday
クレオメの花に来ているハナアブの写真を撮りました。専門家の方に同定していただいたところ、ミナミヒメヒラタアブSphaerophoria indianaかホソヒメヒラタアブS. macrogasterの♀であることがわかりました。両者の♀は,斑紋や体形に個体変異と温度環境による変異があるため同定は困難で、概ね、体長7mmを超えるものをミナミヒメヒラタアブ、体長6mm以下のものをホソヒメヒラタアブとしているということです。
今年もまたラミーカミキリを見かける季節となりました。あるカルタに「胸の模様が目玉のようなラミーカミキリ」という読み札がありました。たしかに目玉のように見える模様です。
今日のことば
植物にせよ、小鳥にせよ、又昆虫にせよ、私は其の姿を見て其の名を口にし、其の名によっ
て其の姿を思い出せるようになりたい。それは彼等と一層親密な関係に入りたいが為である。
(中略)無知は無縁の兄弟である。愛する事によって一層よく理解し、理解する事によって
一層深く愛する事を学ぶのは、幸福の最も静かな又最も純なるものではあるまいか。
尾崎喜八