フィールド日記
2012.07.11
セダカシャチホコ スカシバ
2012.07.11 Wednesday
雑木林でセダカシャチホコの写真を撮りました。幼虫はクヌギの葉を食べ、自分の糞を投げるというユニークな習性を持っています。
職員室の近くの中庭ではクチナシの葉を食べるスカシバの幼虫を見つけました。
このように多くの昆虫はそれぞれの食草を持っていて、そこから生き物同士のさまざまなつながりが生まれていきます。
今日のことば
庭の菊をとりに出て
ふと南の山を見ている。
空は澄みわたって
鳥ふたつ、つれそって
林に帰ってゆく。
こういうひとときにはなにか
永遠の真理があると感じるが
それがなにかは
どうも言えんのだよ。
陶淵明「飲酒」(加島祥造訳)より