フィールド日記
2012.06.01
モリアオガエルのオスとメス マダラヒロズコガの幼虫
2012.06.01 Friday
今日から6月です。今年はじめてレモン色をしたコマルハナバチのオス(ライポン)を見ました。
昨日の夜、職員室の近くのドアにモリアオガエルがはりついていました。大きい方がメスで小さい方がオスです。体の大きさの違いがよくわかります。今日も一日中、モリアオガエルの声がよく聞こえていました。体色の違いや鳴き方の違いなど、モリアオガエルだけでも研究テーマがたくさん出てきそうです。
5月16日に高校1年生と森づくりの予定地を見学に行った時に見つけた不思議な物体の正体がわかりました。マダラヒロズコガというチョウ目ヒロズコガ科の幼虫のミノでした。
2枚目の写真では、幼虫も少し顔を出しています。
今日のことば
昆虫の生態を研究していた昆虫学者アンリ・ファーブルが
昆虫の中に見られるふしぎさに心打たれて
『わたしは神さまを信ずるだけでなく神さまを見ているのだよ』とその友人にいったといわれている。』
一本の草 一匹の虫にでも神様の英知を見るすばらしい知恵 心の眼をもつようにしたい。
片山善次郎