フィールド日記
2012.06.05
ナワシロイチゴ
2012.06.05 Tuesday
すすき野原にナワシロイチゴの花がたくさん咲いています。苗代をつくる頃に咲くことから「ナワシロイチゴ」と名付けられましたが、今年の田植えはゴールデンウィークの頃に終わってしまっています。このずれは田植えの時期が徐々に早まってきたことから生まれました。植物の名前から人間の生活の変化を知ることができる一つの例です。
この花の実でおいしいジャムをつくることができます。
今日のことば
ある時わたしの母親は、一粒のりんごの種をわたしに手渡してこう言いました。「それを割ってみて中になにがあるか見なさい」と。わたしはその種を手で開いてその中を見ました。母は聞きました。「何が見える?」と。「いや何も見えないのだけど」とわたしは答えました。お母さんはこう言いました。「その種の中にはね、大きな木一本がすでに入っているのですよ」と。
サティシュ・クマール