フィールド日記
2012.06.16
シブイロカヤキリ
2012.06.16 Saturday
昨日は7時過ぎに帰宅しました。帰る前に「共生の森」を覆い始めたヨウシュヤマゴボウを少しでも抜いておこうと思い、森に向かいました。草を抜いていると共生の森に接しているすすき野原からから虫の声が聞こえてきました。野趣に富む、ジャーという力強い声です。
声の主を探してみたところ、シブイロカヤキリ(Xestophrys javanicus)であることがわかりました。その横でナキイナゴの声もしていました。今年こそ「鳴く虫の観察会」ができないものかと夢がふくらみます。
今日のことば
自由を求めて社会を変えることを革命と呼びますが、科学の本を読むことは、ささやかな娯楽であると同時に小さな革命なのだと思います。この世界を、宇宙を見るために、自分が少しだけ変わるのですから。
瀬名秀明