フィールド日記
2012.06.28
オニヤンマの羽化 竹の根
2012.06.28 Thursday
高校1年生の教室の入り口のところでオニヤンマが羽化していました。裏道沿いの小川でオニヤンマの幼虫の生息は確認されていますが、そこまでは相当な距離があります。いったいこのヤゴはどこから上がってきたのでしょうか。きれいな水が流れている場所がどこかにあるに違いありません。
トンボの羽化が見られた場所のすぐ近くに、昨日の「共生の森」づくりで生徒たちが抜いた竹の根が団結の証として飾られていました。日本一大切にされている竹の根かもしれません。
今日のことば
虫や花たちは今日を悔やんだり、明日を思い悩んだりせず、今この瞬間だけを懸命に生きています。
その生涯を精一杯まっとうしようと、最後まで命を燃やし続けるのです。
そのことに気がついたら、花や葉が枯れ落ちて土に還っていく姿まで美しいと感じるようになりました。
熊田 千佳慕