フィールド日記
2012.04.26
カメノコテントウ
2012.04.26 Friday
事務室から講堂へ向かう階段でカメノコテントウが見つかりました。かなり大型のテントウムシで、クルミハムシやドロノキハムシの幼虫を食べると言われています。不二聖心ではまだクルミハムシやドロノキハムシは見つかっていませんが、カメノコテントウが見つかったことで、それらの種の生息の可能性が高まりました。生き物のつながりを手掛かりに生物調査を進めていくのも自然観察の面白さの一つです。
今日のことば
一人の子どもを育てるのにかかるエネルギーの消費というのが、日本で一人増えると途上国で二四人子どもが生まれたと同じことになるというようなことも、いまの日本の人たちは一般には知らないでしょう。
長谷川眞理子