フィールド日記
2012.03.12
ジャゴケの雌器托 ノミハニワゴケの蒴
2012.03.12 Monday
今朝は7時35分にキツツキのドラミングの音を確認しました。リズミカルな音が春の空に響き渡り、それに呼応するかのようにシジュウカラが鳴き交わしていました。春の朝の平和なひとときでした。
講堂の裏に生えているジャゴケの雌器托が柄を伸ばしていました。ジャゴケの雌器托は早春に柄を伸ばすことで知られています。
裏の駐車場で見つけたノミハニワゴケにも蒴がしっかりとついていました。これも早春の風景です。2月25日のフィールド日記で紹介したノミハニワゴケと比較するとその成長ぶりがわかります。
コケたちもまた静かに春を告げています。
今日のことば
ひとりでいられるという能力は、愛する能力を持つことへの条件である。
エーリッヒ・フロム