フィールド日記
2011.12.27
チャエダシャク
2011.12.27 Tuesday
葉を落とした木々の美しさが心にしみる季節となりました。
12月22日に本館前で撮影したシャクガ科の蛾の画像を2人の専門家に見ていただき、チャエダシャクであることが判明しました。不二聖心初記録です。晩秋に活動する蛾です。
世界に35000種いると言われるシャクガの仲間の中でどの種であるのかを特定するのは至難の業です。
不二聖心だけでも驚くほどの数のシャクガが生息し ていることでしょう。シャクガの幼虫がいわゆるシャクトリムシです。Wikipediaにはシャクガの学名(Geometridae)についての次のような興味深い記述が載っています。
The name "Geometridae" ultimately derives from Latin geometra from Greek γεωμέτρης ("geometer, earth-measurer"). This refers to the means of locomotion of the larvae or caterpillars, which lack the prolegs of other Lepidopteran caterpillars in the middle portion of the body, with only two or three pairs at each end.
今日のことば
子どもを愛するだけでは足りない。愛を感じさせないといけない。
ドン・ジョバンニ・ボスコ