フィールド日記
2011.12.08
マンリョウ
2011.12.8 Thursday
またもやウラギンシジミは姿を消してしまいました。もしかしたらこの温かさで、完全な越冬状態に入りきれていないのかもしれません。
朝のキャンプ場でシジュカラの群れを見かけました。校舎の裏のクスノキにはたくさんのヒヨドリが集まってきています。冬のこの時期は不二聖心が鳥の声で賑わう季節でもあります。
ヒヨドリはマンリョウの実を好んで食べます。その種が糞にまじってあちこちにまかれます。
不二聖心で見られるマンリョウの多くはそのようにして蒔かれた種が発芽したものでしょう。
おかげで私たちは美しいマンリョウの実を鑑賞することができます。
今日のことば
真の発見の旅とは、新たな土地を見つけることではなく、新たな目で見ることだ。
マルセル・プルースト