フィールド日記
2011.11.07
タンザワフキバッタ
平成23年11月7日 月曜日
今日も11月にしては暖かく、いろいろな生き物の姿が見られました。
下の写真のバッタは、タンザワフキバッタです。東名高速沿いの植込みでじっとしていました。
フキバッタの仲間は翅が小さくて飛ぶことができないため移動 能力が低く、種分化が進んでいます。
タンザワフキバッタの分布域も限定的で平塚市の博物館の資料を見ると、生息域が神奈川県西部に著しく
偏っていることが わかります。その分布域はおそらく途切れることなく富士山の裾野まで続いているのでしょう。
生物相の視点から見ると、静岡県東部は、静岡県西部よりも神奈 川県西部に近いと言える面が多々あるようです。
今日のことば
地球なみの文明を持った惑星は宇宙全体に二、三百万あるだろう。
しかしそうした星はその文明なるもののために循環が狂い極めて不安定となり、
宇宙時間でいえばほとんど一瞬に、地球時間でいえばせいぜい百年ほどで滅びてしまう。
ホーキング博士