フィールド日記
2011.11.05
アリジゴクの巣
平成23年11月5日 土曜日
ウスバカゲロウの幼虫(アリジゴク)の巣を2か所で発見しました。1か所は特別第3教室の下で、
もう1か所は葡萄園の跡地の一角です。ウスバカゲロウは夏に活動するものと思い込んでいましたので、
これには驚きました。
下の写真が巣の写真ですが、巣作りには物理学の法則が生かされています。
アリジゴクは砂を巣の外に投げたすことで穴を掘っていくのですが、その投 げる角度は約47度で、
物体を最も遠くに飛ばすことができる45度に極めて近いと言われています。
しかも砂の粒子の大きさに応じて投げる距離を調整してい るというのです。
これらのことを知ると穴の見え方がまったく違ってきます。
今日のことば
好きなもの というのは
たいせつ です
わたしのたいせつなものは
「生きていること」です
そのせいでしょうか わたしは
ふしあわせも 愛します
工藤直子