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フィールド日記

2011.09.30

メリケンカルカヤとツノトンボの幼虫・アザミとイチモンジセセリ

平成23年9月30日 金曜日

 9月24日に紹介した、メリケンカルカヤの茎に付いていたツノトンボの卵が孵化しました。
ツノトンボは宮城県で絶滅危惧Ⅰ類、千葉県で絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
今回はさらにもう一か所、別のメリケンカルカヤの茎でも孵化を確認しましたので、メリケンカルカヤの
産卵場所提供による希少種保護への貢献度もいっそう 高く評価しなくてはならなくなりました。
要注意外来生物と絶滅危惧種との関わりは、自然を見つめる私たちに複眼的思考を求めています。

 ここのところアザミにとまるイチモンジセセリの姿が毎日見られています。不二聖心の野は
開花を待つアザミの蕾にあふれています。そのことを思うだけでも心が豊かになるのを感じます。

 

      今日のことば

あなたは世の中をどうにもできません
あなたは自分の家族さえ変えられません
あなたが変えられるのはあなた自身だけです

                    葉祥明