フィールド日記
2011.09.03
カラスウリ
平成23年9月3日 土曜日
台風12号が猛威をふるった一日となりました。上陸してからも10キロ未満で進む台風というのは極めて
珍しい例です。速度の遅さが際立った台風として12号は長く記憶されることになるでしょう。
下の写真は、雨つゆに濡れるカラスウリの実の写真です。東名高速沿いの道で撮影しました。
まだ緑色をしていて周囲の色に溶け込んでいます。
中の種が熟し ていないので今から鳥などに突かれてしまっては完熟した種を下に落とすことができなくなります。
もう突かれていい時期になると実は赤く熟していきます。目 立たないことにも大きな意味があるのです。
今日のことば
自然の中で暮らしていると、鳥が起してくれる。
雲よりも風のざわめきのほうが、より正確に雨を告げる。
自然の声を聴くがよい。
人間の作ったものは、あやまりだらけだ。
ムルアカ・ジョン