フィールド日記
2011.09.01
朴の実
平成23年9月1日 木曜日
台風12号の影響で午後の授業は行わずに生徒は帰宅しました。明日には上陸の恐れもあるようです。
今日は、まだ黒く変色する前の朴の実を見つけました。朴の花は雌しべが一日しか開きません。
結実のチャンスはその日しかないのです。受粉昆虫の助けを借 りるためには雨の日を避けて雌しべを開く必要がでてきます。
初夏のさわやかな一日に何の虫かが他の花から花粉を運んできて受粉の手伝いをしてくれたので しょう。
雌しべが閉じると次は雄しべが開きます。これは同花受粉を防ぐための工夫だと言われています。
今日のことば
どんな命も、もろさとともにある。だから大切に育てたい。
人との出会い、交わしあう言葉。
日々の小さな出来事の中に、大きな未来が含まれている。
アレックス・ロビラ