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フィールド日記

2011.08.23

ツバメ・ウスバキトンボ・羽アリの大発生

平成23年8月23日 火曜日

 夕暮れのすすき野原を歩いていて驚くべき光景に出くわしました。
十羽以上のツバメが空を飛びまわり、その下を何十匹ものウスバキトンボの大群が飛び回っていたのです。
ツバメはウスバキトンボを食べているようでした。

 ウスバキトンボは網で追いかけてもなかなかつかまえることができないトンボです。
そのウスバ キトンボが次から次にこちらの顔に体当たりしてくるのです。群は興奮状態にありました。
下の写真の、横に入った線のようなものがすべてウスバキトンボで す。360度、周りはこのような状態でした。

 これには原因がありました。さらにその下で羽アリが大発生していたのです。しかも全く異なる2種のアリが
大発生していたのです。1種はキイロシリアゲアリでしたが、もう1種は同定ができませんでした。
違う種が全く同じ時に大発生していたのです。 これも非常に不思議なことです。

 ツバメが飛び、トンボが群れをなし、アリが大発生する。
一生に一度しか出会えない風景の中に立ちつくしていたのかもしれません。