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フィールド日記

2011.08.22

トノサマバッタ

平成23年8月22日 月曜日

 朝日新聞の1面に「しつもん!ドラえもん」というコーナーがあり、そこには小学生向けのいろいろな質問が
書かれています。答えは新聞のどこかに隠れています。それを探す過程で自然に他の新聞記事にも
目を向けることになる、そういう工夫です。
8月18日の質問は「アフリカやアジアで、虫の大群が農作物を食べ尽くすことがあるよ。どんな虫かな。」で、
答えは「バッタ ―― バッタは大量に発生 することがあるんだ。群れを作って飛び回りながら作物を
食い荒らすから、人間が食べるものがなくなってしまうほどなんだよ。」でした。
不二聖心のフィールドでも今、バッタがたくさん発生しています。車で走ると何匹も車に飛んできます。
下の写真は8月16日に撮影したものですが、この日は何匹ものトノサマバッタがフロントガラスに
飛んできました。
実はこの写真を撮った直後、困ったことがおきました。腹部の先端から糞が出てきたのです。
このままでは車のフロントガラスが汚れてしまうと思いました。 ところが、糞が出尽くすその瞬間
驚くべきことがおこりました。トノサマバッタが糞を蹴飛ばしてしまったのです。
瞬時に糞は空中を飛んでいきました。このト ノサマバッタはフロントガラスのほぼ中央にとまっているのですが、糞はフロントガラスの端を超えてさらに飛んでいきました。フロントガラスは汚れずにすん だのです。
糞を蹴飛ばすのは、糞が近くにあるとその臭いで外敵に自分の居場所を教えてしまうからだそうです。