フィールド日記
2011.07.13
ナワシロイチゴ・ニイニイゼミ・オナガバチ
平成23年7月13日 水曜日
連日、30度を超える真夏日が続いています。クラブ特別週間も3日目に入りました。
ナワシロイチゴの実がいつのまにか熟していました。この時期が苗代をつくる時期と重なるため
「ナワシロイチゴ」と名付けられたのですが、田植えの時期が変わってしまったため、
今では二つの時期が一致しなくなってしまいました。
ニイニイゼミの抜け殻を見つけました。ニイニイゼミの抜け殻は泥にまみれているため他の種との見分けが
容易につきます。中学3年生の教科書に載っている、西東三鬼の「岩に爪たてて空蝉泥まみれ」という句の
「空蝉」はニイニイゼミの抜け殻のことだと思われます。
廊下でオナガバチを見つけました。長い産卵管を持つハチです。
不二聖心の雑木林では実際に産卵の場面を観察することもできます。