フィールド日記
2011.07.03
オニシバリの実・ジャコウアゲハの幼虫・ゲホウグモの卵のう
平成23年7月3日 日曜日
オニシバリの実を見つけました。針葉樹の林の暗がりの中で一際美しい輝きをはなっていました。
「鬼縛り」という恐ろしい名前の植物ですが、その実は実に可憐です。
ジャコウアゲハの幼虫を見つけました。いつ見てもその特異な姿かたちに圧倒されてしまいます。
卵のうについている小さな点のようなものが何かわかるでしょうか。蜘蛛の子どもです。雑木林 の縁で二つ、同じような卵のうを見つけることができました。ゲホウグモの卵のうと思われます。ゲホウグモは夜行性で目の細かい円網を張ります。昼間は木の こぶに擬態していますのでなかなか見つけることができまんが、
卵があるということは、間違いなく親もどこかに潜んでいるということです。