フィールド日記
2011.07.02
ムラサキツユクサ・ビヨウヤナギ・オジロアシナガゾウムシ
平成23年7月1日
今、正門近くの花で一際目を引いているのがムラサキツユクサとビヨウヤナギです。ムラサキツユクサは
放射線の照射によって染色体の異常が起こりやすい植物で、放射線生物学の研究材料として用いられています。
ビヨウヤナギは白居易の長恨歌に出てくる花として有名です。白居易は玄宗皇帝の妃、
楊貴妃の美しさをビヨウヤナギにたとえてその詩に詠んでいます。
パンダカラーのオジロアシナガゾウムシを同時に3匹見つけました。
オジロアシナガゾウムシの食草はクズですが、今日見つけた3匹はすべてヤブマオの葉の上にいました。