フィールド日記
2011.06.13
アリグモとトビイロトラガとアオダイショウとベニシジミ
平成23年6月12日 日曜日
休日の不二聖心のフィールドの表情は普段にも増して豊かです。
そして心なしか生き物たちのしぐさにもゆったりとしています。
下の写真の生き物は、一見するとアリに見えますが、実はクモです。アリに擬態しているクモ、アリグモです。
クサギの葉の上をゆっくり歩いていました。
下の写真は、トビイロトラガです。独特の模様が印象的な蛾で、幼虫はツタやブドウの葉を食べます。
接写されても少しも動じる様子はありませんでした。
下の写真は、アオダイショウです。先週は、築山の池の近くでシマヘビばかりが目立っていましたが、
アオダイショウは職員室の裏にいました。パイプがちょうどいい休憩場所になっているようです。
よく見ると中心に目が見えます。
最後の写真は、ハルジオンに集まるベニシジミとヒメヒラタアブです。これは春型のベニシジミで、
真夏には体色のさらに濃い夏型の個体が現れます。