フィールド日記
2011.05.25
今日の富士山とマツバウンランとアカマツの花
平成23年5月25日 水曜日
昨日は冷たい雨の降る一日でした。富士山には雪が降ったようです。下の写真は今朝の富士山の様子です。
5月15日の「不二聖心のフィールド日記」で紹介した富士山の写真と比較すると山肌の色合いの違いが
わかります。
今日は、今ちょうど紫色の花をつけている植物を2種、紹介しましょう。紫は、古来、
特別に高貴な色とされてきました。
一つは、マツバウンランという、アメリカ原産の帰化植物です。葉が松の葉に似ているところから
マツバウンランと名付けられましたが、松との間に生物学的なつながりは全くありません。
お茶畑の縁にたくさん生えています。
本物の松の花も今咲いています。下の写真は築山のアカマツの雌花の写真です。
ユニークなかたちをした、渋い色合いの松の花には、独特の味わいがあります。
今日は、創立者の命日であり、本当の「聖マグダレナ・ソフィアの祝日」になります。葡萄畑の近くで
育ちスミレの花を愛したという聖マグダレナ・ソフィアは、紫の色を好まれたのではないかと想像します。