フィールド日記
2011.05.04
アミガサタケとモリアオガエル
平成23年5月4日 水曜日
久しぶりに中学校校舎の中庭のアミガサタケの様子を観察しました。アミガサタケは「春の使者」と言われ、
ヨーロッパでは好んで食用にされるキノコで す。不二聖心では毎年、中庭のイロハモミジの木の周囲に生えます。
今日のアミガサタケはすっかり老菌となってしまい、春が終わったことを告げているようで した。
校内の2か所の池でモリアオガエルの産卵を確認しました。まだ産みたてのようで手で触れるとふ わふわとした感触が伝わってきました。こちらはさしずめ「夏の使者」といったところでしょうか。残念ながら親ガエルの姿は確認できませんでした。近くに天 敵のシマヘビが這い回っていましたので、巧みに姿を隠していたのかもしれません。
「春の使者」を送り、「夏の使者」を迎える。そんな思いにさせる今日の不二の自然でした。