フィールド日記
2012.05.16
モリアオガエル タゴガエル
2012.05.16 Wednesday
昨夜、帰宅しようとして廊下を歩いていたら校舎内に迷いこんだモリアオガエルに出会い
ました。

校舎内に迷い込んだモリアオガエルを外に逃がしてもどってきたら、今度は窓に別のモリアオガエルがついていました。

今日の朝は、岩の穴から出てきたタゴガエルの子どもに出会いました。絶滅危惧種のカエルたちに日々、出会うことのできる不二聖心の環境は本当に素晴らしいと感じます。

今日のことば
私たちは子どもを尊重しなければなりません。創造主である神の姿に似せて造られたこの小さき者の世界に敬意を持って接していかなければなりません。
聖マグダレナ・ソフィア
2012.05.15
モリアオガエル
2012.05.15 Tuesday
雨の一日となり体育大会の総練習も体育館で行うこととなりましたが、モリアオガエルだけは一日中、元気のよい鳴き声を響かせていました。写真はアジサイの木につかまっているモリアオガエルの写真です。指は、アマガエルなどと比べてかなり長く、木の上での生活に適するように進化してきたことがわかります。

今日のことば
あなたの知らないところに いろいろな人生がある
あなたの人生が かけがえのないように
あなたの知らない人生も また かけがえがない
人を愛するということは
知らない人生を知るということだ
灰谷健次郎
2012.05.14
エビネ オオギンスジアカハマキ
2012.05.14 Monday
職員室の横の花壇にエビネが咲いています。たまたま横を通ったので見つけることができましたが、ほとんど誰にも知られることなく咲いている花です。何とも惜しい気がします。

お茶畑の横のコナラの葉の上でオオギンスジアカハマキを見つけました。害虫としての扱いも受ける蛾ですが、虚心に見れば何とも美しい蛾だと思います。重なる葉の間に隠れるようにとまっていました。目立たないところにこそ本当に美しいものはあるのかもしれません。

今日のことば
私たちは「一人ひとりがかけがえのない存在だ」と日ごろ聞かされてはいるけれど、実際にそんなふうに生活することはなく、いつも自分が置かれた場所のシステムに合致するよう暮らしている。「かけがえのない自分」なぞ実感もできないし実現もできない。家族や仲間同士の友愛ですら、その多くは共依存だったり、自己愛の押しつけだったり、愛の強要や、ギヴ・アンド・テイクの体系だったりする。
そんな現実の中で、本当に「かけがえのない自分」を見つけるためには、たった一人のかけがえのない相手にたった一人で向かい合う必要がある。その相手を特定の「神」という名で呼ぶ必然性はない。
竹下節子
2012.05.13
平清盛の法名を名乗る虫、ジョウカイボン オオスズメバチ サトキマダラヒカゲ
2012.05.13 Sunday
今日は日曜日、大河ドラマ「平清盛」が放映される日です。この平清盛の法名が和名になっている昆虫がいることをご存じでしょうか。ジョウカイボン(浄海坊)です。今日、そのジョウカイボンの写真を撮ることができました。大きい方がメス、小さい方がオスです。

クヌギの木の樹液にオオスズメバチとサトキマダラヒカゲが来ていました。今年初の樹液の確認です。いよいよ雑木林が最もにぎわう季節がやってきます。

今日のことば
人の世を信ずる心くづれんとすれば見え来ぬ母の面影
八十五の翁となれど母おもへばただになつかし今日は母の日
窪田空穂
2012.05.12
カシワクチブトゾウムシ

2012.05.12 Saturday
5月6日に少々不思議な体験をしました。潜孔虫の調査のためにクヌギの葉を採集したところ、あとでその葉を入れた袋から一匹のゾウムシが出てきたのです。最初は驚きましたが、おそらく葉についていたのに気付かずに一緒に採集してしまったものと思われます。そのゾウムシの種名がカシワクチブトゾウムシであることがわかりました。上の写真は顕微鏡の拡大写真ですが、実際の体調は5ミリしかありません。
私たちの見えないところにたくさんの命があることを忘れないでいたいものです。
今日のことば
高きを望め。
あなた方の目はいつも、もっとも高きものを見ているように。
あなた方の一生は、高きものへの絶えざる努力であるように。
マザー・マイヤー
2012.05.10
ナラエダムレタマバチ ナラエダムレタマフシ ナラハグキコブフシ
2012.05.10 Thursday
第2牧草地の上の雑木林でナラエダムレタマバチの虫こぶ(子供部屋)の写真を撮りました。ナラエダムレタマバチは、産卵する時に植物の組織内に特殊な化学物質を注入することで細胞に変化を起こさせ虫こぶを形成させます。この虫こぶには名前がつけられているのですが、1枚目と2枚目の写真は、ナラエダムレタマフシといい、3枚目の写真はナラハグキコブフシといいます。すべてナラエダムレタマバチの虫こぶなのですが、様子は全く違います。実はナラエダムレタマフシは未受精卵を産み付けた時にできる虫こぶで、ナラハグキコ
ブフシは受精卵を産み付けた時にできる虫こぶなのです。前者を単性世代虫えい、後者を両性世代虫えいと呼びます。世の中にこんな不思議な生態の生き物がいることがあまり知られていないことをとても惜しいことだと思っています。



今日のことば
人を管理する能力、議長役や面接の能力を学ぶことはできる。管理体制、昇進制度、報奨制度を通じて人材開発に有効な方策を講ずることもできる。だがそれだけでは十分ではない。
根本的な資質が必要である。真摯さである。
ドラッカー
2012.05.09
コアシナガバチの女王バチとその卵
2012.05.09 Wednesday
今朝、第2牧草地で巣作りをしているコアシナガバチの写真を撮りました。巣の中には既に卵が産み付けられていますが、この卵は女王蜂の体内で越冬した卵です。2枚目の写真は5月6日に写したものです。そこには命の結晶のような卵がはっきりと写っています。わずか3日の間に巣が大きくなっているのもわかります。アシナガバチが巣を完成させる確率はわずか3割です。女王蜂の厳しい戦いはまだまだ続きます。


今日のことば
言葉が変われば、心が変わる。
心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。
大畑友香
2012.05.08
飛ぶ宝石 ホソミイトトンボ
2012.05.08 Tuesday
最近、雑木林でホソミイトトンボをよく見かけます。その体色の青さは思わず息をのむ美しさです。この時期に見られる個体は越冬した個体で、秋に淡い青だった体色が冬を乗り切ることで鮮やかな青に変わるそうです。

今日のことば
一日一日が祭礼だ
雲も風もたまらなくいい
この世は素晴しいものを満載した
豪華船なのだ
辻邦生
2012.05.07
第2東名高速道路 ハイイロゲンゴロウ
2012.05.07 Monday
下の写真は第2牧草地から写した第2東名高速道路の写真です。不二聖心は、2本の東名高速道路が通る日本で唯一の学校ではないでしょうか。

第2牧草地の池の縁にハイイロゲンゴロウが上がってきていました。ハイイロゲンゴロウは東京都では既に絶滅したとされています。
水生昆虫であるハイイロゲンゴロウがなぜ水から外に出てきたのか、その理由はよくわかりません。
今日のことば
夢は不満足から生まれる。満ち足りた人間は夢を見ない。
アンリ・ド・モンテルラン
2012.05.06
ブナの芽鱗で身を包んだミノムシ
2012.05.06 Sunday
第1牧草地のブナの木には冬芽を包んでいた芽鱗がまだたくさんついています。それを巧みに利用している虫を見つけました。ミノガの幼虫、ミノムシです。茶色い芽鱗を身にまとった姿はなかなかおしゃれで、見慣れたミノムシの姿とは明らかに違います。1年の中で今しか見ることのできない光景と言えるでしょう。よく見ると幼虫の頭が蓑の中心から出ているのがわかります。

今日のことば
戦いにおいては
一人が千人に打ち勝つことがある。
しかし、
自分に打ち勝つものこそ、
最も偉大な勝利者である。
ブッダ
お知らせ
2012年8月7日に不二聖心女子学院では「夏休み子供自然体験教室」を開催することになりました。
詳細をお知りになりたい方は、不二聖心女子学院のホームページのトップページの「夏休み子供自然体験教室小学生対象募集中!」のバナーをクリックしてください。
