学院ダイアリー

2024.08.05

SOFISワークショップ(2日目)

 SOFISワークショップの2日目の様子をお伝えします。午前は、タリタクム日本運営委員の山岸素子先生をお招きし、日本で生活している難民や移住者、外国にルーツをもつ人々との共生について講演していただきました。生徒たちは真剣に耳を傾け、質疑応答では活発に質問をしていました。講演の後は、聖心女子大学で難民を支援している学生の団体であるSHRETの方々に出前授業をしていただき、学生が取り組める支援のあり方などについて一緒に考えました。午後は、東京の聖心女子学院のキャンパス内を見学しました。1日の活動を通じて姉妹校の生徒たちと交流を深めることができました。

2024.08.03

夏休みの子ども自然観察ツアー

夏休み子ども自然観察ツアーが行われました。小学生をお招きし、生徒スタッフとともに、オークヒルでの生き物探しコンテストや、不二聖心の自然に関するクイズ大会などが行われました。今年度は熱中症対策のため急遽一部プログラムを変更しての実施となりましたが、ご来校いただいた皆様に不二の自然を少しでも味わっていただけていれば幸いです。不二聖心の自然は四季折々変化していきます。皆様のまたのご来校をお待ちしております。

 

2024.08.02

SOFISワークショップ(1日目)

8月1日から8月3日にかけて、SOFISワークショップが開催されています。毎年、姉妹校(S:札幌聖心、O:小林聖心、F:不二聖心、I:聖心インターナショナル、S:三光町(東京聖心))から代表の生徒が集まり、共通のテーマについてプレゼンテーションを行ったり、講師をお招きして話を伺ったりします。今年は東京聖心が主催校で、「移住者との共生」がテーマとなっています。不二聖心から代表で参加した生徒たちは、「外国籍の子どもたちへの学習支援」について発表を行いました。姉妹校との交流を通じて、よい学びの機会となりますように。
  

2024.08.01

高1探究 東京農業大学との高大連携プロジェクト

 高校1年生の総合的な探究の時間で東京農業大学との高大連携プロジェクト「みんな集まれ!!学校がフィールドプロジェクト~森林の機能をヒントに里山をデザインしよう~」を行っています。この日は、里山デザインの表彰式が行われました。東京農業大学の橘隆一先生、阿部伸太先生、入江彰昭先生による厳正な審査により松組と梅組のそれぞれから選ばれたFuji Satoyama賞(最優秀賞)と、FUJIの森賞(優秀賞)のグループに賞状と副賞が手渡されました。Fuji Satoyama賞に選ばれた2グループは先生方からいただいたアドバイスをもとに、さらに里山デザインをブラッシュアップし、3月に北海道で行われる日本森林学会大会において、ポスター発表をする予定です。
  

2024.07.31

Exchange Program in Korea(最終日)

Exchange Program in Koreaの最後の晩にふり返りやお祈りをさせていただいた聖心会黙想の家で、私たちを細やかにまた愛情深くお世話くださったシスター方にお礼のあいさつを申し上げて帰路につきました。この旅でお世話になったガイドさんや看護師さん、添乗員さんにご挨拶を申し上げ、無事に帰国いたしました。この体験学習に関わってくださった皆様、無事をお祈りくださった皆様に心より感謝申し上げます。

2024.07.30

Exchange Program in Korea (5日目)

 Exchange Program in Korea 5日目。今日は南北間半島の軍事境界線近くまで行きました。
韓国・ソウルと北朝鮮・新義州を結ぶ京義線の途中の臨津江(イムジンガン)駅の近くの臨津閣からゴンドラに乗って臨津江という川を渡り、非武装地帯(DMZ:DeMilitarized Zone)に赴き展示施設などを見学し、朝鮮戦争に少年兵が母に送った悲痛な手紙など、戦争の罪深さを感じました。また南北の分断によって離散した家族を思う人々の統一や平和への願いが書かれたリボンを目の当たりにしました。その後、烏頭山統一展望台にのぼり、川の向こうの北朝鮮の町の様子を遠望しました。
午後は、軍事境界線にほど近い場所にある懺悔と贖罪の聖堂を訪ねました。韓国カトリック民族和解委員会の責任者であるカン・ジュソク神父様から「戦争の祈りを越えて」というテーマでお話を伺いました。私たちが平和のために祈る目的は敵対する相手に勝つことではなく、互いをよく理解して和解していくことであることなど、一人ひとりの心のありようによって平和を築けるのか戦争を生み出していくのか考える時間となりました。
夕方には今日の宿泊地である聖心会の黙想の家に着き、体験学習全体の振り返りをし、全員が感想やこの5日間の経験によって抱いた使命を分かち合いました。

2024.07.29

Exchange Program in Korea (4日目)

 Exchange Program in Korea 4日目はソウル聖心のホストファミリーとお別れをし、互いの幸せを祈り合いました。
その後、上智大学の姉妹大学である西江(ソガン)大学校を訪問しました。上智大学の具正謨神父様がご案内くださいました。朝鮮戦争後にイエズス会ドイツ人のテオドール・ゲペルト神父によって設立された経緯をはじめ、西江大学校が目指す全人教育についてキャンパスを巡りながらうかがいました。大学や修道院の聖堂にも案内してくださり、静かに祈る時間や「君は愛されるため生まれた」という歌を一緒に歌うなど意義ある時間を過ごしました。最後に理事長のウ・ジェミョン神父様から自分の夢を持って粘り強くかなえていくことの大切さをお話しいただきました。
午後はユネスコ世界遺産である水原華城を見学し、青い旗がはためく東の一角から有名な水門まで時間をかけて歩きました。建築技術の高さや工夫、またアジアらしい優美さを実感しました。
夜はこれまでの4日間を振り返り、グループで分かち合いをしました。ホームステイや交流会を終えて韓国の文化を理解しながらコミュニケーションを取ることの大切さを改めて実感したことなどが発表されました。姉妹校の壁も越えて互いの仲も近くなり、よい雰囲気の中で体験学習が行われています。

2024.07.28

Exchange Program in Korea (3日目)

 Exchange Program in Korea は3日目を迎え、ソウル聖心女子高校で韓日文化交流会を行いました。お祈りで始まり、韓国からはヘグム(伝統楽器の一つ)の演奏、学校紹介や、日韓文化の違いについての研究発表、ダンスの披露など盛りだくさんの発表をしてくださいました。日本は、姉妹校から学校紹介や授業やSDGsへの取り組み、地域の食文化の紹介、そして不二聖心からは寄宿生の学校を含む生活紹介や日本の中世から現代に至るまでの文化の紹介をしました。最後に4つの姉妹校の生徒が一つのダンスを短い合同練習ながらも成果を発揮して披露しました。交流会の後はソウル聖心の聖堂(韓国の重要文化財)で英語ミサに参加しました。朗読や共同祈願の奉仕もし、生徒全員が聖体拝領や祝福を受けました。これからも互いの交流を深め、聖心の生徒としての絆を深めていけるよう祈りました。

2024.07.27

Exchange Program in Korea (2日目)

今日は天安(チョナン)にある独立記念館を訪れ、韓国の歴史について学びました。記念館のガイドさんが平和の大事さを知るために作られましたとおっしゃり、これからの日韓関係、世界の中の東アジアの平和について考える時間となりました。午後は景福宮(キョンボックン)という朝鮮時代の王宮を訪ねました。バスを降りた途端に激しい雨が降り、短い時間での見学となりましたが、丁寧な説明を受け、当時の王様や王様に仕えていた人々の生活を想像しました。そして夕方にはソウル聖心女子高校に到着、校内を案内していただいた後、ホームステイが始まりました。

2024.07.26

Exchange Program in Korea (初日)

今年より韓国体験学習は名称を新しく”Exchange Program in Korea”とし、コロナ禍以前のように国内の姉妹校の高校生にも参加を呼びかけ、今日7月26日スタートしました。施設見学や姉妹校訪問は明日から始まりますが、今日は出発時に結団式を行いこの6日間お世話になる方々にご挨拶しました。姉妹校の生徒どうしすぐに仲良くなり、明後日の日韓聖心交流会の練習も息が合っていました。明日の夕方にはソウル聖心の生徒さん達にいよいよ会うことになり、皆わくわくしています。