学院ダイアリー

2024年09月

2024.09.13

高3 祈りの会

高校3年生は、9月12日から2日間、学院内で祈りの会を行いました。今回は、イエズス会の司祭で上智大学神学部の酒井陽介神父様にご指導いただきました。1日目は、自分自身を知ることを目指した活動を行いました。神父様からは、「私たち一人ひとりに召命が潜在しており、それを探しにいくことが大切である」という話がありました。そこで今の自分の気持ちと向き合いながらイラストに色を付けていく活動や、これまでの人生をふり返ってライフストーリー曼荼羅を作成する活動を行いました。これらのものをグループで共有したほか、一人で沈黙する活動を通して、今までは気付くことができなかった自分自身に気付くことができました。2日目は、宗教の授業でも考えてきたカルト宗教とはどのような宗教なのかについてお話を聞き、今後、自分の身を守るために必要な知識を学ぶことができました。最後は、みんなでミサを捧げ、不二聖心での最後の祈りの会を神様への感謝の気持ちとともに締めくくりました。

 

 

2024.09.12

中3 長崎祈りの会 最終日

 中3長崎祈りの会の4日目です。最終日のこの日は、西坂公園と日本二十六聖人記念館を見学し、その後中町教会に移動してミサをささげました。厳しい残暑に見舞われた4日間でしたが、事前学習の内容を活かせる、生徒たちにとって学びの多い、非常に充実した時間になりました。この貴重な経験を、今後の人生に役立てられることを祈っています。

 

 

2024.09.12

高1 南山大学講演会

 911日(水)に、愛知県の南山大学よりキサラ学長様と大橋入試課長様にお越しいただき、高校1年生対象の講演会が行われました。キサラ学長様は、「人間の尊厳のために Hominis Dignitati」というテーマで、南山大学の教育理念や現代をどう生きるのかなどについて、お話いただきました。また、大橋入試課長様からは、南山大学の特徴の一つである多様なグローバルプログラムについてご紹介いただきました。南山大学は、今年3月に中高大連携協定を締結しており、同じカトリックの教育理念を共有する学校として、今後も教職員・学生・生徒の相互交流・連携が行われる予定です。生徒たちは、人の尊厳を大切にするとともに、神の似姿である人間としての成長を目指す大学の理念と実際の教育の内容に感銘を受けながらお話を聞きました。

 

 

2024.09.12

中3 長崎祈りの会 3日目

中3長崎祈りの会の3日目は、長崎歴史文化博物館、出島、大浦天主堂、大浦天主堂キリシタン博物館を訪問しました。日本における南蛮文化到来の歴史や、鎖国時でも世界との繋がりを持った長崎の当時の様子などを深く学ぶことができました。
また、午後は国宝の大浦天主堂で祈りの時間を過ごした後、班別行動でその周辺の散策をしました。お買い物や食事を楽しみ、仲間との絆を深められた良い思い出になりました。
夜は今回の旅のまとめとして、この3日間を振り返って感じたこと、成長したこと、今後どう生かしていきたいかを一人ひとり分かち合い、大変有意義な時間を過ごせました。

 

 

2024.09.11

中2 English Camp

中学2年生は3日間のEnglish Campを行いました。10人ほどのグループに外国人講師がつき、いろいろな課題に取り組み、3日間英語のみの生活を送りました。写真はプログラムの1つであった、「人々の生活をより良くする製品」のプレゼンテーションを準備し、発表している様子です。講師の先生に自分たちの考えた製品の魅力を英語でどう伝えようか、Chromebookも屈指しながら直前まで練習を重ねていました。3日間を通して先生方との交流も深まり、英語を使って多くの人と交流することの楽しさも大いに感じたようです。

 

2024.09.10

中3 長崎祈りの会 2日目

 中3長崎祈りの会の2日目です。午前中は浦上天主堂を訪れ、神父様のお話を伺いました。キリシタン迫害や被爆した教徒の歴史を学び、「平和」というキリスト教の根幹をより一層大切にしていく心を養いました。
午後は黒崎教会、出津教会、旧出津救助院、ド・ロ神父記念館、外海歴史民俗資料館を見学しました。貧しく厳しい生活を強いられている人々を救うために、社会福祉や産業開発などに力を尽くし、ド・ロ神父が身をもって示した人間愛の精神を知ることが出来ました。
夜はカトリック城山教会 今田神父様の講話がありました。2人の殉教者、福者エルナンド・デ・アヤラと福者トマス・デ・サン・アグスティン次兵衛の、信徒のために命懸けで信仰を励まし続けた生涯から、大切な人のために命をかけることの尊さを学びました。

  

  

2024.09.10

高3 ディベート活動

 高校3年生は「総合的な探究の時間」の一環でディベートに取り組んでいます。本日は「日本におけるクオータ制の導入は、ジェンダー平等の実現に有効である」というテーマで肯定・否定側に分かれ、ディベートを行いました。ディベートを初めて経験する生徒もいたなか、グループごとに協力して立論の考案・提示や相手側への反駁など熱心に取り組んでいました。次回は別のテーマでまたディベートを行います。

2024.09.09

中3 長崎祈りの会 1日目

中学3年生は9月11日から14日の4日間、長崎を訪問し祈りの会を行います。
1日目は、如己堂、永井隆記念館、平和公園、爆心地公園、長崎原爆資料館を訪れました。資料館などでは、原子爆弾の影響を受けた道具や当時の凄惨な写真などを見て、戦争の恐ろしさを改めて実感し、事前学習での学びをより深めることができました。爆心地公園では千羽鶴をお捧げして、皆で心を一つにし、お祈りをいたしました。
夜は、被爆者体験講話として羽田様からお話を伺いました。実際の被爆者の方からのお話は、とても臨場感があり、資料を読むだけでは分からない当時の実情を知る事が出来ました。羽田様は最後に「1.自他の命を大切に、2.差別をしてはいけない、3.なにか問題が起こった時は必ず話し合いで解決をする」、という3つのことを大切にして欲しいとお話しくださいました。これらのことを今後心に留め、生徒一人一人が平和について考え、それをより多くの人に伝えてくれることを願います。