学院ダイアリー

2024年09月

2024.09.10

中3 長崎祈りの会 2日目

 中3長崎祈りの会の2日目です。午前中は浦上天主堂を訪れ、神父様のお話を伺いました。キリシタン迫害や被爆した教徒の歴史を学び、「平和」というキリスト教の根幹をより一層大切にしていく心を養いました。
午後は黒崎教会、出津教会、旧出津救助院、ド・ロ神父記念館、外海歴史民俗資料館を見学しました。貧しく厳しい生活を強いられている人々を救うために、社会福祉や産業開発などに力を尽くし、ド・ロ神父が身をもって示した人間愛の精神を知ることが出来ました。
夜はカトリック城山教会 今田神父様の講話がありました。2人の殉教者、福者エルナンド・デ・アヤラと福者トマス・デ・サン・アグスティン次兵衛の、信徒のために命懸けで信仰を励まし続けた生涯から、大切な人のために命をかけることの尊さを学びました。

  

  

2024.09.10

高3 ディベート活動

 高校3年生は「総合的な探究の時間」の一環でディベートに取り組んでいます。本日は「日本におけるクオータ制の導入は、ジェンダー平等の実現に有効である」というテーマで肯定・否定側に分かれ、ディベートを行いました。ディベートを初めて経験する生徒もいたなか、グループごとに協力して立論の考案・提示や相手側への反駁など熱心に取り組んでいました。次回は別のテーマでまたディベートを行います。

2024.09.09

中3 長崎祈りの会 1日目

中学3年生は9月11日から14日の4日間、長崎を訪問し祈りの会を行います。
1日目は、如己堂、永井隆記念館、平和公園、爆心地公園、長崎原爆資料館を訪れました。資料館などでは、原子爆弾の影響を受けた道具や当時の凄惨な写真などを見て、戦争の恐ろしさを改めて実感し、事前学習での学びをより深めることができました。爆心地公園では千羽鶴をお捧げして、皆で心を一つにし、お祈りをいたしました。
夜は、被爆者体験講話として羽田様からお話を伺いました。実際の被爆者の方からのお話は、とても臨場感があり、資料を読むだけでは分からない当時の実情を知る事が出来ました。羽田様は最後に「1.自他の命を大切に、2.差別をしてはいけない、3.なにか問題が起こった時は必ず話し合いで解決をする」、という3つのことを大切にして欲しいとお話しくださいました。これらのことを今後心に留め、生徒一人一人が平和について考え、それをより多くの人に伝えてくれることを願います。