シスター・先生から(宗教朝礼)

  不二聖心女子学院では毎週一回水曜日、授業が始まる10分間に、先生たちによる宗教朝礼があります。
文学、芸術、宗教等あらゆる分野から、各先生の感性による心のメッセージを放送で伝えています。
生徒たちはとても静かに、祈りの心で聞き、感動を覚えるひとときとなっています。
  一回だけの放送ではもったいない記憶にとどめたいメッセージを、本校の生徒だけでなく、広く皆様にお伝えできるように、ホームページ上に再録することになりました。

シスター・先生から(宗教朝礼)

2024.12.11

プラクティスが始まり、クリスマスに向けて大切な時期を私たちは過ごしています。
この時期になると毎年、思い出す言葉があります。それは・・・

2024.11.27

スウェーデンの作家レイフ・クリスチャンソンの『しあわせ』(二文字 理明 にもんじ まさあき訳)を一度は目にしたこと、あるいは、耳にしたことがあるのではないでしょうか。・・・

2024.11.13

秋のつどいでは、皆さんの豊かな感性、独創性、能力に驚き、たくさんの良い刺激を与えていただきました。また、準備や片付けにおいても、リーダーシップと協力性、何事にも柔軟に対応し、工夫して物事をやり遂げる力を目の当たりにして、・・・

2024.11.08

 先日、行われた秋のつどいでは、皆さんの日頃の研究の成果や、素晴らしい公演、展示などをたくさん味わい、素敵な時間を過ごすことができました。 秋のつどい1日目が行われた11月1日は、カトリックでは「諸聖人の祝日」という、すべての聖人と殉教者を記念して、祈りを捧げる日となっています。・・・

2024.10.30

夏休みに手に取った『シン・スタンダード』という本に1つの問いがありました。皆さんに同じ質問をします。2回読みますので、イメージしながら聞いてください。あるお父さんが、助手席に自分の息子を乗せて、運転していた。その車が事故にあい、2人は救急車で近くの病院に運ばれた。その病院の医師が、運ばれてきた息子の方を見て、「彼は私の息子だ」と言った。・・・

2024.10.23

今年は不二聖心女子学院に関わることで何周年のお祝いがいくつかあります。たとえば不二農園は110周年、蒔苗先生の「昨日の新聞から」は20周年を迎えました。そしてもうひとつ、不二聖心とゆかりのあることとして、神山復生病院が135周年を迎えました。神山復生病院については、・・・

2024.10.09

今週から後期が始まりました。皆さんの心の中には今どのような想いがありますか?1か月ほど前には、祈りの会が行われました。私も不二聖心で長年勤務をしていますが、この祈りの会の後、皆さんが、特に学年やホームルームが集団として変化するのをよく見てきました。普段あまり友人同士で分かち合うことのない話題を共有し、今まであまり話す機会のなかったクラスメートと話すことによって、新たな友人の輪が広がった人もいるでしょう。・・・

2024.09.05

おはようございます。1か月以上続いた夏休みも終わり、いつもの日常が戻ってきました。みなさんは、この夏休みをどのような気持ちで過ごしてきたでしょうか?これまでの努力の成果を発揮する・・・

2024.06.26

 今日は「自分の生き方」について、皆さんと一緒に考えてみたいなと思います。皆さんは命や死についてどれくらい考えたことがあるでしょうか?私はこの1年半ほど、命や死について考えることが多くありました。・・・

2024.06.19

今月はカトリック教会でイエスのみこころの月です。今日はみこころに関わる2つの日に関することを一緒に考えたいと思います。
 これからお話しする状況を頭の中で思い浮かべ、そのとき自分はどうするか、ちょっと想像してみてください。ある時、ラジオから「自分たちの民族は復習に狂ったゴキブリのようである。ゴキブリが復習に来る前に・・・