校長室から

2024.02.16

燃える心で

 今朝は、生徒の自主団体”Dear World”(留学の啓発・推進)の溌溂とした呼びかけで一日が始まりました。来週の卒業式を控え、高校3年生のメンバーにとっては最後の企画となります。コロナ禍にあっても”Dear World”は燃える心で活動を続け、学院としても第二外国語圏を含めた各国への一年間の留学が弛むことなく継続してきました。

 私自身は、今、コロナを経て再開する「ルーツへの旅」に向けて、フランスの聖心会や聖心同窓会と連絡をとりあっています。今週は、創立者の時代の建物が多く残るパリの中心部を、フランスの同窓生や生徒の案内で巡る企画についてやりとりしました。ユネスコ本部でも同窓生が待っていてくれます。観光で訪れるのとは全く異なる手作りの旅。新たな出会いの経験が生徒たちの中に火を灯してくれることでしょう。

教育とは、器を水で満たすことではなく火を灯すこと

ソクラテス