校長室から
2023.09.22
森の学校
気候も人も温暖と言われる静岡ですが、昨日は断続的ながら大雨に見舞われました。廊下にいた一人の生徒と、地球環境の変化について話し、「あなたは気候変動の課題に向き合い続けてくださいね」と伝えたところ、「もちろんです!」という力強い言葉が返ってきました。
毎年、秋には、キャンパスの森で「森の健康診断」が行われます。これはESDの一環で、気候変動の課題ともつながっています。科学的に診断が行われた翌日、間伐体験が行われ、間伐材の利用法、植林体験による共生の森づくりなども行われていきます。間伐体験が行われる日、今年は、東京農業大学の地域環境科学部森林総合科学科、生物産業学部自然資源経営学科から先生方が視察にみえます。高大連携が進む中、聖心女子大学はもちろんですが、多様な領域の先生方を通しての学びが生徒、教員を豊かにしてくれるのを感じています。キャンパスの中で、このようなフィールドワークができる中高等学校はなかなかないのではないか?とも思います。
今日は、静岡市での研修会で、学校法人石川義塾石川高校(福島県)、学校法人滝学園滝高等学校(愛知県)のすばらしい取り組みを伺い大変刺激を受けました。自然に恵まれた本学院らしい取り組みを思いめぐらしつつ学院に戻りました。