校長室から

2023.02.10

春の鼓動

 立春が過ぎ、温かさも増し、マリアン・スクエアのベンチで勉強したり、談笑する生徒たちの姿をよく見かけるようになりました。一人ひとりの中に鼓動する新たな開花への思いを感じる日々、スクエアの花壇には、シスター今村が植えてくださったお花が咲いています。生徒たちがいない週末に手入れをしてくださっています。見えないところで、様々な方々の善意に生かされていることを生徒たちはよく理解しています。

わたちたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。
見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。
Ⅰコリント書 4章18節

 来週は卒業式、ここで高校3年生に出会える日々も少なくなってきました。彼女たちの思い、育んできた伝統の灯、学院への愛は、高校2年生をはじめとする下級生に受け継がれていきます。高校2年生は、来年度の「マナーブック」を考案したり、エンジェルとして新入生をお迎えすることを思いながら、その準備を進めてくれています。