校長室から

2021年11月

2021.11.24

オリジナル・フーディー

 本年度の秋のつどいの(学院祭)で、高校3年生が考案したブルーのフーディーが、下級生、保護者、教職員の希望者にも販売されました。例年、秋のつどいのごミサで献金を集め必要とされている場にご寄付していますが、今年はコロナ対策でごミサができなかったため、これを作成し、売上金より国境なき医師団に寄付することになりました。

 胸にはFSHS(Fuji Sacred Heart School)と校名のイニシャルが入っています。裏地が起毛の温かな作りですので、換気を心掛けて生活する寄宿生にも役立つことでしょう。最上級生の思いを感じながら、私も愛用したいと思っています。 

https://www.msf.or.jp/news/detail/headline/coronavirus.html

2021.11.16

海からの贈り物

 11月3日の秋のつどい(学院祭)にて、ドウシェーン会(同窓会)東京支部の方々のオンラインバザーが紹介されました。このショップは、熱海伊豆山の災害支援、障害者の就労支援、フィリピンの女性の自立支援等、SDGsを念頭に置いて企画されています。ウェブサイトhttps://duchesne1818.base.shop/ に、一つ一つの商品についての説明も記されていて、卒業生の皆様が込められた思いを感じとることができます。

                      

 私も幾つか購入させていただきました。その一つが、販売にあたっていらした卒業生の方ご自身が調合されたというバスソルトです。勧められるままに、小さなプレートに入れて校長室に置いたところ、とても安らぐ香がしています。今、ノックされたフランス語の先生も「爽やかな香りがしますね」と喜んでくださいました。先生方との会合でも、よりクリエイティブなアイディアが湧きそうです。同名のアン・モロウ・リンドパーグの本も、読み返してみました。

 

2021.11.09

諸聖人の祝日に

 11月1日、諸聖人の祝日に、一人の卒業生が天に召されました。不二農園創基100年を記念して作られた「ほうじ茶羊羹」の生みの親ともいえる方です。「心の清い人は幸いである。その人は神を見る」(マタイ5:8)――、いつも颯爽と学院を訪れ、多くの人たちに幸せを運んでくださった方でした。これからも、天国から学院を見守り続けてくださることでしょう。

ほうじ茶羊羹は、例年、秋のつどいなどで販売してきましたが、コロナのため、今年も食品の販売はできませんでした。オンラインショップにてお求めいただけます。箱の中には、学院の本館や富士山の写真がのっています。
ほうじ茶羊羹(単品)
ほうじ茶羊羹ともなかのセット

この卒業生の方が残してくださった不二農園のほうじ茶を使った粥のレシピです。
https://www.seishin-fujinouen.jp/column/

 

2021.11.01

COP26開幕

 10月31日、第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)が、からグラスゴーで始まりました。これに先立ってGoogleが行った気候変動に関するオンラインイベント”Dear Earth”( https://youtu.be/NJ-juLXoFxM )で、フランシスコ教皇によるビデオメッセージも上映されました。歌とともに3分程度の構成です。ぜひ、ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=YBJ7Rh4OrOs