校長室から
2021.10.21
マリア様の祝日に
今日も、アンジェラスの鐘の音と共に、朝礼のお祈りで一日が始まりました。今日の朝礼の祈りは、「感ずべき御母(Mater Admirabiris)の祝日」(祝日は10月20日)にちなんだものでした。感ずべき御母の絵は1844年、後に聖心会のシスターとなったポ-リーヌ・ペルドゥローによって、ローマのトリニタ・デイモンテイ修道院の2階の壁に書かれたフレスコ画です。現在では、模写が世界中の聖心の学校に飾られていています。
https://rscjinternational.org/news/mater-admirabilis
トリニタの聖堂の鐘楼には、”Madeleine Sophie”と名づけられた鐘がかけられています。聖堂の鐘は、人々を祈りへと招くもの。現在、トリニタの修道院は教皇庁認可の信徒共同体「エマニュエル共同体」に引き継がれていますが、創立者ソフィア・バラは、今もこの場所から、「感ずべき御母」と共に祈ることの大切さを私たちに語りかけてくださっているようです。
大切でないものにまどわされやすい私たちが、真に価値あるものを理解し、
それを望むことができますように。
Mater Admirabilis, ora pro nobis. (「感ずべき御母への祈り」より)