校長室から
2021.01.18
すくすくと
学院アーカイブに「すくすく」という名称の寄宿舎からのお知らせが保管されています。現在の「寄宿舎便り」にあたるものですが、異なるのは、「すくすく」が寄宿舎の先生方と寄宿生とで一緒に発行されていたという点です。
1982年3月16日に発行された記事の中に、発刊当時、寄宿舎の主任であったシスター菅野敦子の次のようなものがありました。
草花がそうであるように、春先には、様々に込められた人の「念」の種子が蒔かれるものです。いつしか芽を出し、開花し、実を結ぶ日を期待しつつ、生徒の歩みを見守りたいもです。
学院も年度の終りに向かう中、私自身は高校3年生との面接を終え、中学3年生との面接に入っています。一人ひとりの生徒に込められた神様の「念」の種子が花開くようにと願いつつ、成長の軌跡に耳を傾けています。