校長室から
2020.09.01
ルドベキアのように
キャンパスには、季節ごとに様々な花が咲きます。初夏から秋にかけて目を引く花の一つがルドベキア。小さなひまわりにも似た花弁が、夏の到来を感じさせてくれます。今年のような猛暑の中でも、生き生きと黄色い花を咲かせ続けています。ルドベキアの花言葉は「正義」、「公平」、そして「強い精神力」――、名の由来となっているスウェーデンの植物学者オロフ・ルドベックに由来するそうです。
この花々に、生徒たちの姿が重なりました。コロナ禍での生活様式や熱中症を心配して迎えた夏休み明けでしたが、思いのほか元気で、日々たくさんの笑顔がみられます。学校でも寄宿舎セントマドレーヌでも、夏休み前以上に、自分たちで感染対策を心がけようという意識の向上が感じられます。11月の「秋のつどい」(学院祭)もオンライン開催に変更されましたが、実行委員長の高校3年生は、学院史上初めてとなる第1回「オンライン秋のつどい」を成功させましょうと、全校生徒に力強く呼びかけています。10代の輝くエネルギーに、力をもらっています。