校長室から
2020.07.07
聖心の子供として
先週、中1の宗教の授業で、創立者マグダレナ・ソフィア・バラが仰られた「聖心の子供の使命」について考えました。その時、一つのロールモデルとして紹介したメアリー・ロビンソンに関する記事がVOGUE JAPANに掲載されました。今回の記事は、気候変動に関する彼女のメッセージをもとに書かれています。
https://www.vogue.co.jp/change/article/innovative-senior-mary-robinson
この方は、アイルランドの首都ダブリンにあるMount Anvilleの聖心の卒業生です。アイルランド初の女性大統領で、「史上最も成功した大統領」と呼ばれる彼女は、その後、国連人権高等弁務官等を経て、今も「世界の一員としての連帯感と使命感を持ってより良い社会を築くことに貢献する賢明な女性」(「教育理念」より)として世界に発信し続けています。
不二聖心の生徒達は、広大で美しい自然に囲まれたキャンパスから、多くの恵みを受けています。このような場で育った生徒としての使命を考えながら、パンデミックと環境問題との関連についても深めていってほしいと願っています。